「三陸防災復興プロジェクト2019」が6月1日から開催される。開会セレモニー・シンポジウムに600人を無料招待する。
2019年6月1日(土)から8月7日(水)の68日間に、岩手県三陸沿岸地域の市町村を舞台とし、復興の今と三陸の魅力を発信する防災復興行事「三陸防災復興プロジェクト2019」を開催します。
その開幕日である6月1日は、復興に向けて度重なる御支援を継続してくださっている八神純子さんにも御出演いただくオープニングイベントなどを下記のとおり実施します。
記
1 オープニングセレモニー・第1回シンポジウムの概要
犠牲者への鎮魂とともに、今まさに復興に力強く取り組んでいる地域の姿と、復興への支援に対する感謝の思いを発信し、国内外の多様なつながりを深めるためのセレモニーと、東日本大震災津波の教訓を伝え、日本国内はもとより世界も防災力向上につなげるシンポジウムを開催します。
(1) 開催日:2019年6月1日(土) 13:30~17:30
(2) 会 場:釜石市民ホールTETTO ホールA ※入場無料
(岩手県釜石市大町1-1-9 電話0193-22-2266)
(3) 主 催:三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会
(4) 共 催:オープニングセレモニー 釜石市
第1回シンポジウム 釜石市、大槌町、岩手大学地域防災研究センター
(5) 協 力:岩手わかすフェス実行委員会
(6) 行事概要
① オープニングセレモニー
・米国大使館代表者による「海外からの支援活動(仮)」に関するスピーチ
・国連国際防災戦略事務局による「東日本大震災が国際的な防災議論に与えた影響(仮)」に関するスピーチ
・若者による復興に関する取組の報告
・八神純子さんのトーク&ライブ
【八神純子さんからのメッセージ】
震災以前は、コンサートに行って帰るだけだった東北でしたが、歌を届けるために被災地を訪れるうちに、第2の故郷のような親しみを感じる東北になりました。
6月1日の釜石では、私のバンドとのライブになります。当日は私がそうであるように、たくさんの人が東北を大好きになり、足を運ぶよう、心から願いながら歌います。
② 第1回シンポジウム
「これからの防災~東日本大震災津波の教訓から学ぶ新しい防災のカタチ~」
基調報告:災害に強いこれからのまちづくり(仮)
パネルディスカッション
「未来につなぐ災害に強い地域づくり~過去の被災・復興の教訓を踏まえたこれからの地域づくり~」をテーマとし、世界の災害の現場での取り組みに学びながら、これからの災害に強い地域づくりを考える国内外の有識者によるディスカッション
登壇予定者
首都大学東京 名誉教授 中林 一樹 氏
台湾長栄大学 副教授 邵 珮君 先生
インドネシア・アチェ津波博物館 館長 ハフニダール 氏
日本政策投資銀行 主幹 蛭間 芳樹 氏
岩手大学理工学部(地域防災研究センター) 教授 南 正明 氏
(6) 観覧申込方法
入場無料 定員600名(全席自由)
□申込み方法
「メール」、「ファックス」又は「往復ハガキ」でのお申し込みになります。
①住所、②氏名、③連絡先電話番号、④ファックス番号(ファックスでのお申し込みの場合)を記載の上、事務局まで申込みください。
□申込締切
5月20日(月)必着
※応募多数の場合は、抽選とし、当選者には御連絡します。
□申込み先
三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会事務局オープニングセレモニー係(テレビ岩手内)
e-mail:sanpuro2019@tvi.co.jp
ファックス:019-624-0174
〒020-8650 岩手県盛岡市内丸2番10号
□申込みに関するお問い合わせ
電 話:019-624-9034
2 シンポジウム分科会
(1) 災害看護・災害時の公衆衛生
「中長期の復興を見据えて~いまもなお復興途上にある被災地から~」
① 開催日:2019年6月2日(日) 13:30~16:00
② 会 場:釜石市民ホールTETTO ホールB ※入場無料
(岩手県釜石市大町1-1-9 電話0193-22-2266)
③ 概 要
基調講演:中長期的な人々の生活と健康を視野に入れた災害時の看護活動・保健活動について
オフィスいわむろ 代表 岩室 紳也 氏
(陸前高田市ノーマライゼーション大使)
パネルディスカッション:有事も平時も できる人ができることを~被災地の経験から 日々の生活につながること~
オフィスいわむろ 代表 岩室 紳也 氏
岩手医科大学衛生学公衆衛生学講座 助教 佐々木 亮平 氏
株式会社くまもと健康支援研究所 代表取締役 松尾 洋 氏
釜石市食生活改善推進員協議会 会長 佐々木 ひろ子 氏
岩手県立中央病院 特任看護師 小野寺 直子 氏
④ 観覧申込方法
入場無料 定員150名(全席自由)
□申込み方法
「メール」又は「ファックス」でのお申し込みになります。
①住所、②氏名、③連絡先電話番号、④ファックス番号(ファックスでのお申し込みの場合)を記載の上、事務局まで申込みください。
□申込締切
5月20日(月)必着
※定員になり次第締切とさせていただきます。
□申込み先
三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会事務局シンポジウム係(テレビ岩手内)
e-mail:sanpuro2019@tvi.co.jp
ファックス:019-624-0174
〒020-8650 岩手県盛岡市内丸2番10号
□申込みに関するお問い合わせ
電 話:019-624-9034
(2) いわての復興教育
「『いわての復興教育』の充実に向けて」
① 開催日:2019年6月2日(日) 13:30~16:30
② 会 場:鵜住居地区生活応援センター(鵜住居公民館)多目的室 ※入場無料
(岩手県釜石市鵜住居町第16地割66番地17 電話0193-28-2470)
③ 概 要
パネルディスカッション:故郷(ふるさと)の宝、子どもたちの未来のために
~「いわての復興教育」の現状とこれから~
文部科学省 安全教育調査官 森本 晋也 氏
釜石市立釜石小学校 教諭 沖 拓 氏
釜石市立釜石東中学校 教諭 宇夫方 朋子 氏
三陸ひとつなぎ自然学校 代表理事 伊藤 聡 氏 他
※震災当時生徒も登壇予定
いのちをつなぐ未来館見学
④ 観覧申込方法
入場無料 定員100名(全席自由)
観覧申込方法は、分科会「災害看護・災害時の公衆衛生」に同じ(上記2(1)④に同じ)
3 【同時開催】三陸防災復興展示会
会場周辺にて、地震体験室を備えた県の防災指導車を活用した防災訓練、防災・復興に関係する機関の災害支援車両の展示、民間企業の防災グッズ展示などを実施します。
※入場無料、観覧自由
□開催日
2019年6月1日(土)~6月2日(日)
4 【今後の予定】第2回~第4回シンポジウム
なりわいの再生、地域防災力の強化、交通を核とした交流の拡大につながるシンポジウムを、会期内に開催します。参加申し込みは、近日中に御案内の予定です。
(1) 第2回シンポジウム
① 開催日:2019年6月28日(金) 13:30~16:00
② 会 場:久慈市文化会館
③ 概 要
「なりわいの再生と新たな三陸の創造~三陸の豊かさを生かした持続可能な産業を考える~」
基調講演:産業分野におけるリスクマネジメント(仮)
一橋大学 名誉教授 関 満博 氏
事例報告:株式会社ひろの屋 代表取締役 下苧坪 之典 氏
久慈地域エネルギー株式会社 取締役 若林 治男 氏
④ エクスカーション:2019年6月29日(土) 9:00~14:30(予定)
(2) 第3回シンポジウム
① 開催日:2019年7月19日(金) 13:30~16:00
② 会 場:大船渡市民体育館
③ 概 要
「地域コミュニティを基盤とした防災力の向上~つながりの力で災害から地域を守る~」
基調講演:地域における防災力の強化(仮)
国士館大学防災・救急救助総合研究所 教授 山﨑 登 氏
事例報告:災害伝承語り部 吉田 忠雄 氏
岩泉町 危機管理監 佐々木 重光 氏
④ エクスカーション:2019年6月29日(土) 10:00~14:30(予定)
(3) 第4回シンポジウム
① 開催日:2019年7月26日(金) 13:30~16:00
② 会 場:宮古市市民交流センター
③ 概 要
「鉄道とフェリーでつなぐ福幸~新たな三陸交通網を活用した地域間交流と地域活性化のヒント~」
基調講演:新しい交通ネットワークを核とした地域活性化について(仮)
NPOおいしいローカル線をつくる会 理事長 鳥塚 亮 氏
事例報告:宮古観光創生研究会 代表 花坂 雄大 氏
公益財団法人アイヌ民族文化財団 専務理事兼事務局長 今井 太志 氏
④ エクスカーション:2019年7月27日(土) 9:00~12:30(予定)
(4) 【各回同時開催】三陸防災復興展示会
5 三陸防災復興プロジェクト2019参加者募集中事業一覧(2019年4月26日現在)
6 5月8日(水)募集開始予定事業(2019年4月26日現在)
詳細については、公式ホームページ(https://sanriku2019.jp/)を御覧ください。